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変形性関節症の治療法
「コンドロイチンの実験結果/ジェノバの例」
こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。
さて、グルコサミン同様に、コンドロイチン硫酸も、医療機関で効果を試され、結果はやはり、望ましいものでした。
イタリアのジェノバでは、コンドロイチン注射とプラシーボを使った二重盲検実験が実施されました。
被験者は膝に変形性関節症を患う60から65歳までの男女で、無作為に20人ずつの2つのグループに分けます。
一方のグループはコンドロイチン注射を受け、もう一方はプラシーボを、そして両グループとも、注射と一緒に、症状に合わせて非ステロイド系抗炎症剤も合わせて服用します(過去6ヶ月以内に一度でも軟骨保護の薬やコルチゾンを使用した者は、この実験から除外しました)。
一年という長い実験期間中、被験者は週2回の注射を受け、90日目、180日目、240日目、330日目、360日目にそれぞれ検査を受けます。検査のチェック項目は安静時の痛み、体重をかけた時の痛み、受動運動時の痛み、圧力をかけた時の痛み、非ステロイド系抗炎症剤の服用量の変化、副作用の有無、でした。
コンドロイチンのグループは症状の改善が緩やかに起こりましたが、実験期間中はずっと回復を続けました。実験終了時には、コンドロイチングループは、炎症剤の服用量を減らしたにも関わらず、減らしていないプラシーボグループよりも確実に症状は軽くなっていました。
参考にしてみてください。
<続く>
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