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変形性関節症の治療法
「体が不自由になる一番の原因」
こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。
さて、5千万人以上のアメリカ人、つまり6人に1人・・・(日本においても近年急増しており、今後さらに増加すると予測されています)が関節炎を患っており、50歳以上のほとんどの人に関節炎の兆候が見られます。体が不自由になる一番の原因は、おそらく、関節炎です。
動くと痛い、だから人は家に閉じこもり気味になってしまう。そう考えると、関節炎は侮れません。
以前は退化性関節症と呼ばれていた関節炎とは、一つの病気ではなく、関節の痛み、炎症、動きが悪くなる、といった症状を伴う病気の総称です。関節炎として分類される病気は100種類もあり、その最も多いものが変形性関節症、というわけです。
変形性関節症に冒された関節では、骨と骨を保護し、クッションの役割を果たすはずの軟骨が退化し、骨同士が擦れます。
変形性関節症の一般的な症状である痛みはこの時に生じ、炎症は普通、病気がかなり進行してから現れる症状です。
今まで、アメリカの医者は、変形性関節症を治せないものと考えてきたため、治療と言えば、痛みを一時的に緩和するという対症療法が中心で、関節自体を修復するものではありませんでした。
症状が軽い場合には鎮痛剤や、アスピリンやイブプロフェンなどの非ステロイド系抗炎症剤が処方されます。ステロイド注射(コルチゾンなど)はよほど重度の場合にしか使いません。鎮痛剤や非ステロイド系抗炎症剤には難点があって、一時的に痛みを和らげますが、それは症状を隠しているだけで、病状は知らぬ間に進行しているのです。
そのうえ、大して気にならないものから無視できないものまで、様々な副作用が存在し最近の研究によると、ある種の非ステロイド系抗炎症剤には炎症を抑える反面、変形性関節症を悪化させる作用があるのではないかという疑いが強まっているのです。
痛みを薬でごまかしているうちに病気はどんどん進行し、何年かたって、股関節や膝を人工の関節に換える手術を受けることになるかも知れません。
ところが、新しい関節を入れれば、発病する前ほどの機能が回復できるかというと、必ずしもそうではないのです。しかも、手術には死や永久に不自由になってしまうリスクが伴いますし、せっかく入れた新しい人工関節は一生のものではないのです。
20年もすれば新しかった人工関節も機能しなくなり、再手術、ということにもなりかねません。しかし、なす術は本当にないのでしょうか。
<続く>
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