関節系成分「グルコサミン」を徹底比較!グルコサミン解説コンテンツも満載!
最近、サプリメントの主成分として、グルコサミンが注目されていますが、これはグルコサミンが軟骨を形成し、磨り減った軟骨を再生する重要な成分であるからです。
加齢と共に、誰もが多かれ少なかれ被るのがひじや膝の関節の痛みですが、その原因の1つが軟骨の磨り減りです。軟骨は関節の中で、骨と骨の間でクッションとなり、曲げたり伸ばしたり、と言った動作が円滑にできるような役割を持っていますが、軟骨が磨り減ってくると、こうした動作に支障が出てくるばかりではなく、痛みが発症することになります。
その軟骨の主成分の1つが上記の通りグルコサミンです。グルコサミンは本来、人間の体内でも生成されますが、加齢などにより新陳代謝が落ちてくると十分な生成ができなくなってきます。そのため、意識的に、積極的に摂取する方が増えているというわけですね。
さてこうしたグルコサミン人気に対して、整復師の第一人者であり、さかいクリニックグループ・酒井慎太郎代表は「グルコサミンに頼るな」と説きます。酒井氏の関節痛改善の5つのルールとはこういうことのようですね。
1.階段は下りない
筋力アップや運動、健康のために、エスカレーターやエレベーターを使わず、階段の利用を推奨されることが多いですが、階段の上りはそれでいいとして、気をつけないといけないのは階段の下りですね。ただでさえ歩く時には膝の関節に体重の2〜3倍の負荷がかかるわけですが、階段の下りともなると体重の4〜9倍の重さが加わり、かえって関節を痛め、軟骨をすり減らすことになります。
上り階段は良くても、下り階段は利用せず、エレベーターやエスカレーターを使った方が、関節痛改善にはいいのです。
ちなみに、どうしても階段を使わないといけない時は、なるべく膝への負担を和らげるために、ゆっくり、やわらかに足を下ろしていく方がいいとのことです。
2.走らない
同じ様に、健康維持のためにランニングやジョギングをする人がいますが、これも膝に体重の数倍の負荷がかかり、かえって膝や腰の関節痛を悪くしてしまいます。
関節痛改善に、関節まわりの筋力アップは確かに重要ですが、そのために関節や軟骨を痛めては元も子もありません。
同じ運動でも、ウォーキングやサイクリング、スイミングなど、膝に負担がかかりすぎないものを選びたいものです。
3.太らない
ひざや腰への負担をダイレクトに増やしてしまうのが体重増加です。上記の通り、歩くだけでも膝の関節に体重の2〜3倍の負荷がかかるということは、3kg太ると10kg近い新たな負担が膝や腰の関節にかかることになります。
標準体重を超えている方は、運動より何より、まずはダイエットをして体重を減らし、関節への負担を減らしましょう。
実際、ダイエットをすることで、関節痛を大幅に改善したり、解消されたりする方は少なくないようです。
4.ジムに通わない
上記の通り、関節痛の改善に有効なのは、軽い運動やダイエットであり、さらに膝や腰への負担が増えるのを避けることが重要です。そういう意味ではジムなどに行って過度な運動をする必要はないし、かえって関節痛を悪化する可能性すらあります。注意しましょう。
また、筋肉を鍛え、筋肉が緊張し堅い状態のままだと、まわりの組織を痛め、これまた関節痛を悪化させる可能性があるようです。筋肉を鍛えると同時に、ストレッチなどで筋肉を柔らかくすることも重要ということですね。
5.グルコサミンに頼らない
そして最後のアドバイスがグルコサミンに頼らない、という刺激的なものです。これはグルコサミンの効果が期待できないという意味ではなく、もちろん中長期的に飲み続ければいい効果が得られるものの、「グルコサミンだけ飲んでおけばいい」と安易に考えてしまうのを戒める主旨ですね。
上記の通り膝や腰の関節痛対策としては、軽い運動やダイエットに加え、関節や軟骨へ過度な負担をかけないことが重要であり、まずはそうした自助努力をしっかりした上で、あくまでグルコサミンなどのサプリメントは補助的に使えばよい、ということですね。
なるほど、説得力がある気がします。膝や腰の関節痛改善・予防に関心がある方は参考になさってください。
なお、関節痛系の成分としてはグルコサミン以外にも、ヒアルロン酸やコンドロイチンが有名です。これらが含まれたサプリメントも検討してみてはいかがでしょうか。
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